遺族は葬儀後もやることがいっぱい

愛する家族との死別は精神的にも肉体的にも負担がのしかかります。そんな状況の中でも故人に代わって、お世話になった人たちが最後のお別れをする通夜や葬儀、告別式の儀式を執り行わなければなりません。昔は葬儀とは家族や近しい親族だけによる静かな弔いでした。納棺の儀式から始まり、僧侶がお経を唱えているときや出棺の儀式、火葬場での納めの式などをこう呼び、他界してから火葬までゆっくりと弔いました。

しかし昨今は、通夜中の葬儀の儀式簡略化される傾向にあり、友人や会社関係を呼び焼香してもらい、翌日も同じように葬儀と告別式を同時に行うことで時間の短縮化を図っています。本来は僧侶の読経は遺族と近しい親族だけが聞く儀式だったものが、友人や会社関係、近隣の人たちも読経を聞き、その間に全員の焼香をすませるのが昨今の主流となっているのです。

亡くなってから火葬が終わり、精進落としや初七日まで、ほとんど葬祭会社が仕切ってくれるので、大切な人との別れで憔悴した遺族の負担はかからなくなっていますが、それでも2日間に渡る葬儀の儀式を執り行うのは精神的にも肉体的にも大変なことです。いい葬儀社と呼ばれる会社は、この大変な期間に少しでも長くゆっくりと故人と最後の別れができる時間を作れるよう配慮してくれます。

終わった後も、実際はゆっくりできる暇はなく、さまざまな事務手続きや香典返し、お墓や仏壇の手配、四十九日など、遺族にはやらなければならないことがたくさんあります。手続きの中には期限が設けられているものもあり、葬儀の儀式が終わった翌日から慌てて行動しなくてはならないこともあります。大切な人が亡くなった後、すぐに遺体を安置所などに搬送することから始まり、葬儀の実施や火葬まで、葬祭会社の担当者とは数日共に行動することになります。遺族にはやること、決めることがたくさんあるので、信頼を寄せられる会社や担当者に依頼することが大切です。葬儀後の各種手続きなども葬祭会社によってはサポートしているところがあるので、そういったことも考えて会社選びをするといいでしょう。